おおまま再発見 大間々にあった最初の国産テレビ
大間々にあった最初の国産テレビ

昭和28年(1953)2月1日は、日本でテレビの本放送が開始された日でした

「むかしの電気製品」コーナーでの展示の中心は、『最初の国産テレビ』です。昭和29年(1954)に生産され全国で五百台しか販売されていない東芝製テレビ受像機で、現在ではほとんど残っていない貴重な資料とされています。こうした初期の国産テレビを実際に見られる所は少なく、学校の教材としても注目されています。

・モデル75
日本でテレビの本放送が始まったころは、まだ国産受像機の量産体制が整っていなかったため、国内テレビメーカー各社は性能の向上とコスト削減に励み、国はメーカーへの融資斡旋や物品税への配慮・外国製テレビの輸入制限などを行うなど、官民あげて国産テレビ量産化のプロジェクトに取り組んでいました。
コノドント館の最初の「テレビ」は大間々の町民の方から提供されたものです。

放送される番組がまだ少なかった時代に、どんな人たちがどんな映像を見つめていたのでしょうか。
このテレビは、これまでも来館者の人気者でした。なにしろ、ふだん皆さんが見ているテレビとは外見のイメージからしてだいぶ違います。図体の大きさに不釣合いな7インチの小さな画面はインパクトがあり、大人から子供まで多くの人たちの関心を集めています。
「なんで、こんな形をしているんだろう?」などと興味をもたれた方は、展示コーナーの解説や関連資料もご覧ください。
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