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旧今泉家住宅主屋・蔵・表門・塀

旧今泉家住宅

 旧今泉家住宅は、「日本の近代製鉄の父」とよばれ、八幡製鉄所や日本鋼管(現JFEスチール)の設立者の今泉嘉一郎(1867-1941)の生家である。今泉は、花輪小学校校舎(登録有形文化財)の建造や旧東村への電気の敷設に多額の寄付を寄せるなど、郷土への思いも強く、現在も地元の人々の敬愛を集めている。

 今泉の生家は、主屋、蔵、門及び塀の4件が国の文化財原簿に登録されている。

 主屋は,江戸時代末期に建てられたと考えられ、木造2階一部平屋建で背面屋根を葺き下ろしており、「赤城型民家」とよばれる周辺の民家とは対照的な造りをしている。これは,嘉一郎の母、常子がここで医業を営んだこと関係するという。
 蔵は大正時代の建築で、石積風の目地をつけたモルタル仕上げで江戸時代の主屋に対し,近代の香りを漂わせている。
 門構えは,腕木門と称される造りで、屋根面にむくりをつけた「起り破風」をもち,門と一体をなす屋根塀と異なる意匠としている。

概要

区分

国登録有形文化財

登録年月日

平成19年10月2日

所在地

みどり市東町花輪96

2018年 8月 9日更新

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