特別企画
「川瀬巴水が描いた高津戸峡」
内容
昭和の広重と称される川瀬巴水の版画「上州高津戸」を展示するとともに、高津戸峡の観光の歴史や景観の変化を紹介します。
当館から徒歩で10分ほどの場所にある渡良瀬川の渓谷・高津戸峡は、古くから景勝地として知られていました。天保2(1831)年には渡邊崋山、明治22(1889)年には幸田露伴が高津戸峡を訪れたことが分かっています。絵はがきの発行が盛んになる明治後期以降は、高津戸峡の写真を印刷した名所絵はがきも販売されるようになります。また、昭和11年発行の観光パンフレット「勝地群馬」には名所として高津戸峡が掲載されました。
版画「上州高津戸」は昭和16(1941)年に制作されたもので、新緑の高津戸峡が描かれています。作者の巴水は日本各地への旅を通じて詩情あふれる風景版画を生み出し、作品は世界的に高い評価を受けています。
本展では「上州高津戸」のほか、大間々町出身の日本画家・遠藤璨果のスケッチや、高津戸峡の絵はがき、観光パンフレットなどを展示します。ぜひ、高津戸峡観光とあわせてお楽しみください。
主な展示物
期間
令和5年5月13日(土)~6月4日(日) ※5/15(月)・5/22(月)・5/29(月)は休館
会場
みどり市大間々博物館(コノドント館)
開館時間
午前9:00~午後5:00(入館は4:30まで)
入館料
一般200円 小・中学生 50円
※身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
リーフレットはこちらをご覧ください。
リーフレット「川瀬巴水が描いた高津戸峡」(152KB)(PDF文書)
添付資料を見るためにはビューワソフトが必要な場合があります。詳しくはビューワ一覧をご覧ください。(別ウィンドウで開きます。)
2023年 5月 1日更新
このページに関するアンケート
このページに関するお問い合わせ
- 教育部 文化財課 大間々博物館
- 電話番号:0277-73-4123 FAX番号:0277-73-4145
- メールアドレス:conodont@city.midori.gunma.jp