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斎藤利江 常設展示コーナー

 一人娘が写真家になることに反対だった父親は、中学生の頃から撮りためたフィルムをすべて没収。しかし、捨てられたものと思っていたネガは、厳重に缶に収められて保管されていました。亡き父の遺品として発見された「利江のネガ」は、写真展や写真集で多くの人々の目に触れることになり、大好評を博しました。
 そのなかから、写真集「昭和三十年代の足尾線の詩」の写真を、斎藤利江氏本人より寄贈していただきました。当館ではこの写真を常設展示、戦後の郷土の貴重な資料として、そして心温まる芸術として、ゆっくりとご鑑賞ください。
 

斎藤利江 プロフィール

昭和14年
  群馬県桐生市生まれ
28年
  群馬県主催「赤城山写真コンテスト」で最優秀賞受賞
28~
33年
  毎日新聞社主催「全国学生写真コンクール」で最高賞
カメラ毎日学生の部にて年度賞受賞その他、多数受賞
38年
  雑誌「主婦の友」主催「すてきな赤ちゃん」写真コンテストで最優秀賞受賞
平成3年
6月 写真の日を記念して桐生市立郷土展示資料館にて母娘三人展を開催
  9月 前橋県民会館にて写真展「ニュージーランドからこんにちわ」を開催(後援/群馬県、ニュージーランド大使館)
10年
6月 写真の日を記念して桐生市立郷土展示資料館にて、日本初の女流写真家「島 隆」没後100年記念写真展の実行委員長を務める
12年
10月 桐生市民文化会館で個展「あの日、あの時」を開催
  11月 銀座ニコンサロンにて個展「わらべうた」を開催
13年
5月 桐生市有林鄰館にて個展「あの日、あの時」を開催
  6月 大阪ニコンサロンにて「わらべうた」アンコール展を開催
  7月 第16回国民文化祭・群馬2001桐生市企画写真展「今甦るなつかしの時」を開催
15年
7~
8月
群馬県立歴史博物館企画展「こころのアルバム」多数出展

写真集 ■「足尾線の詩」(あかぎ出版社)
■「あの日、あの時、あの笑顔」(清流出版社)
■株式会社アサヒ堂 代表取締役会長
沢入駅 列車に手を振る子供たちの写真
沢入駅 列車に手を振る子供たち
足尾駅 列車を迎える子供たちの写真
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渓谷を走るC12の写真
渓谷を走るC12
花嫁さんの写真
花嫁さん

 

2018年 5月 31日更新

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