大蒼院の欄間彫刻
小中(こなか)の大蒼院(だいそういん)本堂の欄間彫刻は、花輪村の彫刻師石原常八主信(つねはちもとのぶ)によるもので、中央に龍、左右には「南泉斬猫(なんせんざんみょう)」・「船子和尚(せんすおしょう)」という禅宗の逸話を題材とした彫刻を配している。主信は、板倉雷電神社(群馬県指定重要文化財)や千葉県野田市愛宕神社(千葉県指定有形文化財)の社殿彫刻を残した彫刻師で、大蒼院の彫刻は文政12(1829)年と最も脂ののった時期の作品である。
大蒼院の欄間彫刻(南泉斬猫)
大蒼院の欄間彫刻(船子和尚)
概要
指定区分
みどり市指定重要文化財(工芸)
指定年月日
平成15年7月18日
所在地
みどり市東町小中727
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2018年 8月 9日更新