「童謡の父 石原和三郎」没後100年記念事業
「うさぎとかめ」「はなさかじじい」「金太郎」「大黒様」など、数々の童謡を生み、作詞家として多大な功績を残した石原和三郎(わさぶろう)。
1865年、現在のみどり市東町に生まれ、1873年に設立された花輪学校に入学。群馬県尋常師範学校(現群馬大学教育学部)で学んだ後、花輪小へ教員として戻り、26歳の時には校長に任命されました。1896年には上京し、教科書などの編集の傍ら、数々の童謡を作詞しました。
「子どもの歌は子どもの言葉で」と考え、石原和三郎が作詞した親しみやすい歌詞は大人気となり、今も日本中の子どもに唄われています。
2022年、石原和三郎が逝去して100年を迎えたことを受け、和三郎の功績と顕彰を目的に、地元の方々を中心とした「石原和三郎没後100年記念事業実行委員会」が組織され、童謡作詞コンクールからはじまり、数々の記念事業に取り組んでいきます。
石原和三郎没後100年記念事業シンボルマーク
杜今日子(みどり市出身・絵本作家)/作
ながめでオペラ「御代に花咲く」~石原和三郎が生きた時代~
全国でも数少ない木造芝居小屋・ながめ余興場を会場に、本事業のために書き下ろされたオペラ「和三郎物語」を初演し、石原和三郎の功績を称えます。
開催日
令和5年10月1日(日)
開演時間
午後2時(午後1時30分開場。全席自由)
会場
ながめ余興場(みどり市大間々町大間々1635)
演目
- 田村虎蔵/上野唱歌
- ビゼー/トレアドール
- ビアソラ/リベルタンゴ
ほか
内容
- 「和三郎物語」は、童謡の父・石原和三郎を題材にしたオペラです。
- 「御代に花咲く」は、徳川幕府最後の将軍の弟・徳川昭武と日本最初の女優・森律子、大河ドラマでおなじみ渋沢栄一の活躍した時代の物語です。
出演
- 仁賀広大/徳川昭武役
- 小林芙未香/森律子役
- 大山大輔/渋沢栄一役
- 荒川洋/フルート
- 生野正樹/ヴィオラ
- 田村緑/ピアノ
入場料
- 一般 2,000円
- 高校生以下 500円
チケット販売
- みどり市東公民館(0277-97-2721)
- 笠懸野文化ホール(0277-77-1212)
- みどり市教育庁舎(社会教育課) (0277-76-9846)
- 足利屋洋品店 (0277-73-1212)
公演チラシ
落語「石原和三郎物語」と対談「石原和三郎が生きた時代」
石原和三郎の顕彰と文化振興を目的とした童謡ふるさと館を会場に、地域の偉人を題材にした創生落語「石原和三郎物語」を口演し、和三郎が生きた時代について対談します。
開催日
令和5年10月22日(日)
開演時間
午後2時(午後1時30分開場。全席自由)
会場
童謡ふるさと館(みどり市東町座間367-1)
演目・出演
- 創生落語「石原和三郎物語」/三遊亭楽麻呂(真打)
- 対談「石原和三郎が生きた時代」/齊藤洋一(松戸市戸定歴史館名誉館長)、黒古一夫(筑波大学名誉教授)
入場料
- 一般 500円
- 高校生以下 無料
フルート弦楽四重奏とパーカッションアンサンブル「カルテット・エスペラント+」
MIDORIジュニアアカデミーの音楽講師を務めるフルート奏者、荒川洋氏を中心としたカルテット(フルート弦楽四重奏)にパーカッション2人をゲストに迎え、和三郎が作詞した「はなさかじいさん」や新作童謡「かも」などを演奏します。
開催日
令和5年11月12日(日)
開演時間
午後2時(午後1時30分開場。全席自由)
会場
グンエイホールPAL(笠懸野文化ホール)(みどり市笠懸町阿左美1579-1)
演目
- 「カルテット」ロッシーニ
- 「かも」(石原和三郎賞受賞)荒川洋
- 音楽物語「はなさかじいさん」荒川洋
- 音楽物語「スイミー」荒川洋
出演
- 荒川洋/フルート
- ビルマン聡平/ヴァイオリン
- 村松龍/ヴィオラ
- 弘田龍/チェロ
- 中里ゆきの/パーカッション
- ビルコーヴァ・イリーナ/パーカッション
入場料
- 一般 前売 1,500円 当日 2,000円
- 高校生以下 500円
※未就学児入場不可
チケット取り扱い(共通)
- みどり市東公民館(0277-97-2721)
- 笠懸野文化ホール(0277-77-1212)
- みどり市教育庁舎(社会教育課) (0277-76-9846)
- 足利屋洋品店 (0277-73-1212)
※カルテット・エスペラント+のチケットは、さくらもーる、美喜仁桐生文化会館でも扱っています。
移動展「童謡のふるさと 石原和三郎の世界」
群馬県立土屋文明記念文学館で過去に開催された企画展の資料を借用し、移動展「童謡のふるさと 石原和三郎の世界」を市内各所にて開催しています。
【第1弾】グンエイホールPAL
展示期間
令和5年8月26日(土)から9月8日(金)まで(休館日を除く。)
会場
グンエイホールPAL(笠懸野文化ホール)ギャラリー
【第2弾】東公民館
展示期間
令和5年9月12日(火)から9月28日(木)まで(休館日を除く。)
会場
みどり市東公民館ロビー
石原和三郎賞作詞コンクール【開催済み】
石原和三郎が亡くなって100年の節目の年に、和三郎の功績と作品を知っていただくとともに顕彰を行うため、新作童謡の歌詞を募集しました。
募集期間
令和4年7月1日~同年9月5日
応募総数
179点(中学生以下14点、一般165点)
受賞作品・受賞者
石原和三郎賞
石原和三郎賞 | 「かも」 | 高井 良二(神奈川県) |
中学生以下の部
優秀賞 | 「すきだよ」 | 飯塚 優築(みどり市) |
佳作 | 「ふたごのこねこ」 | 島田 乃愛(みどり市) |
佳作 | 「ぼくたちてるてるぼうず」 | 田村 和奏(埼玉県) |
一般の部
優秀賞 | 「おえかき」 | 寺西 章(富山県) |
佳作 | 「ありさん」 | 長谷川 義隆(新潟県) |
佳作 | 「じょうろをひろったうさぎさん」 | もりや じゅん(大阪府) |
童謡ふるさとフェスティバル【開催済み】
令和4年に開催した「石原和三郎賞作詞コンクール」において、石原和三郎賞を受賞した作品「かも」に曲がつき、受賞作品の表彰と新作童謡のお披露目コンサートを開催しました。
開催日時
令和5年4月29日(土)10:30~14:00
会場
童謡ふるさと館(みどり市東町座間367-1)
表彰式
ファミリーホール内で石原和三郎賞はじめとした受賞者を表彰
記念コンサート
全国屈指の実力と実績を持つ「きみつ少年少女合唱団」による記念コンサート。石原和三郎賞を受賞した新作童謡「かも」をはじめ、「うさぎとかめ」「金太郎」などのスペシャルメドレー
和三郎移動展
石原和三郎の経歴をパネル等で紹介
wakuwakuワークショップ
プラバンストラップづくり、バルーンアート、竹灯籠づくり
うさかめマルシェ
もものはベーカリー(パン、ケーキ類)、ベリー園アライ(野菜、ジャム、焼き菓子)
キッチンカー
美濃屋(焼きまんじゅう、焼きそば)、Midori Base(ホットドッグ)、ミラノ(ジェラート)
当日の様子
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2023年 9月 19日更新