コノドント館について

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ページ番号1008660  更新日 2026年7月24日

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概要

地域のあゆみと博物館の目的

画像:大間々扇状地の航空写真
大間々扇状地(航空写真)

群馬県東部に位置するみどり市は、赤城山東南麓の豊かな自然に恵まれ、旧石器時代から始まる悠久の歴史と民俗が人々の暮らしを育んできた“まち”です。

中でも、当館の所在地である大間々地域は市内北部の山間地と南部の平野部の中間に位置しています。江戸時代には足尾銅山から産出した銅を江戸へ運ぶ銅山(あかがね)街道の中継地として栄えたほか、絹や生糸などの様々な物資が集まる、関東でも指折りの市場町として大いに賑わいました。


写真:土蔵の外観
土蔵

みどり市大間々博物館(コノドント館)は、大間々地域の資料を展示する総合博物館(旧称:大間々町歴史民俗館)として、昭和63年(1988)4月に開館しました。
開館以来、この地域に残る貴重な資料の収集・調査・研究・保管のために活動してきたほか、分かりやすい常設展示やタイムリーな企画展示などを通じ、「楽しめる博物館」として多くの方にお越しいただける環境づくりに努めています。
また、常設展示室は大正10年(1921)に建築された「旧大間々銀行」の本店営業所と土蔵を修復したものです。大正期の洋風建築として貴重な近代化遺産であることから、市の指定重要文化財や「ぐんま絹遺産」にも登録されています。

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建物について

洗練された大正時代の様式美

写真:1階窓口の様子
営業時の様子(窓口)

「旧大間々銀行」の本店営業所は、現存する銀行建築としては群馬県下で3番目に古く、近代化遺産としても県内有数の貴重な建造物です。同行は明治10年(1877)に設立された金融会社・大間々生産会社を前身とし、同16年(1883)に開業した県内最初の私立銀行でした。


写真:建設中の旧大間々銀行
建設中の様子(大正10年6月)
写真:竣工時の外観
竣工時の外観

建物は2階建ての洋風建築で、一見するとレンガ造りに見えますが、実際には「木骨石積みタイル張り」という珍しい工法で造られています。木造の骨組みに大谷石(緑凝灰岩)を積み、外壁にレンガタイルを張ることで耐震・耐火性と装飾性を兼ね備えた、当時としては斬新な方法でした。
さらに、窓や軒廻りなどに御影石(花崗岩)がアクセントとして用いられており、レンガタイルの上品さとも相まって、洗練された大正ロマンの雰囲気を醸し出しています。
なお、設計者の小林力雄は、桐生・足利地域を中心に当時流行の最先端だった洋風建築を数多く手がけた人物です。

銀行から博物館へ

写真:みどり市大間々博物館の外観
現在の博物館

昭和16年(1941)、大間々銀行は群馬大同銀行(後の群馬銀行)と合併し、同行大間々支店となります。その後、支店の移転に際して大間々町(当時)が建物と敷地を購入。近代の経済的繁栄を象徴する歴史的建造物を文化財として保存し、地域の自然・民俗・歴史を伝える総合博物館として活用することにしました。
そのため、開館にあたっての改修は最小限に抑えられ、天井や柱などに当時の面影が残されています。

写真:1階天井付近

写真:2階天井付近

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年表

 

  • 銀行の時代

和暦(西暦)

できごと

明治10年(1877) 大間々生産会社創業。
明治15年(1882) 大間々銀行の設立許可がでる。
明治16年(1883) 大間々銀行開業。
明治26年(1883) 「大間々銀行」から「株式会社大間々銀行」へ商号変更。
明治28年(1885) 大間々大火により焼失。
大正10年(1921) 新館の工事着手(翌年に移転)。粕川村女渕に出張所を開設。
昭和12年(1937)  粕川支店を開設(出張所から昇格)。
昭和16年(1941) 富岡・下仁田・松井田・上毛の4行とともに群馬大同銀行に合併、同行大間々支店となる。
昭和61年(1986) 大間々支店が移転。大間々町(当時)が建物と土地を購入し、活用準備が進められる。

 

  • 博物館のあゆみ

和暦(西暦)

できごと

昭和63年(1988)  「大間々町歴史民俗館」として開館(4月29日)、愛称は「コノドント館」。
平成6年(1994) 来館者10万人を突破。
平成7年(1995) 旧大間々銀行本館建物(棟札含む)が町指定重要文化財に指定される。
平成17年(2005) 来館者20万人を突破。博物館法に基づく登録博物館となる。
平成18年(2006) 山田郡大間々町・新田郡笠懸町・勢多郡東村が合併し「みどり市」が誕生(3月27日)。
館名称を「みどり市大間々博物館」に変更。
平成23年(2011) 改修工事により国道122号側が入口となる。
平成24年(2012) 旧大間々銀行本店と土蔵が「ぐんま絹遺産」に登録。
平成27年(2015) 来館者30万人を突破。
平成28年(2016) 市政施行10周年。第83回企画展「みどり色の鉱物展」を開催。
令和4年(2022) 第100回企画展「カメラのむこうの“みどり市”―明治・大正・昭和の風景―」を開催。

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このページに関するお問い合わせ

教育部 文化財課 大間々博物館
〒376-0101 群馬県みどり市大間々町大間々1030番地
電話:0277-73-4123
お問い合わせフォームは専用フォームをご利用ください。