岩宿博物館 常設展示

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ページ番号1003487  更新日 2024年2月1日

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相澤忠洋さんが発見した槍先形尖頭器や愛用のバイク・自転車を展示しています

2022年12月21日、相澤忠洋記念館からみどり市に相澤忠洋資料が寄贈されました。
日本の歴史を変える大きな契機となった槍先形尖頭器を岩宿の地でご覧いただくことで、岩宿遺跡発見の感動がより鮮明に感じられることでしょう。
また、発見者である相澤さんを語るうえで欠かすことのできない自転車も展示していますので、相澤さんについても身近に感じていただけるのではないかと思います。

写真:相澤さんの発見した槍先形尖頭器
岩宿遺跡から発見された
槍先形尖頭器
写真:展示の様子
展示の様子

日本列島の人類史を書き替えた岩宿遺跡の発見以来、発掘・研究を通して様々なことが明らかになりつつあります。岩宿博物館では、約40,000~約15,000年前の日本列島で展開された人類の生活について、全国的な規模での展示資料を通して再現しています。

写真:岩宿1石器文化(約3万年前)の石器
岩宿I石器文化の石器
(約35,000年前)
写真:岩宿2石器文化(約2万年前)の石器
岩宿II石器文化の石器
(約25,000年前)

提供:明治大学博物館

岩宿時代文化の発見

岩宿遺跡の発掘調査の様子を、映像やパネルで紹介するコーナーです。この発掘調査によって、日本史最古の時代「岩宿時代」の存在が明らかになりました。岩宿I・II石器文化のほか、岩宿遺跡D地点の資料、駐車場地点、岩宿II遺跡出土の石器を展示してあります。
また、岩宿遺跡発見以前の日本「旧石器時代」に関する研究と、岩宿遺跡の発見者である相澤忠洋さんの業績や、岩宿時代文化の発見のきっかけについても解説しています。

写真:権現山・元宿・石山遺跡などの資料展示
相沢さんが発掘した石器
写真:岩宿の発掘コーナー
岩宿遺跡の発掘
写真:岩宿2遺跡出土石器
岩宿II遺跡出土石器

氷河時代の環境

岩宿遺跡でヒトが活動していた当時は現在よりもずっと寒い氷河時代であり、火山が盛んに噴火していました。そのような時代の地形や環境をパネルや模型で再現したコーナーです。当時生息していたオオツノシカの頭骨なども展示しています。

写真:マンモスゾウの全身骨格
マンモスゾウの全身骨格
写真:オオツノシカの頭骨
オオツノシカの頭骨
写真:岩宿遺跡の地層
岩宿遺跡の地層

岩宿時代の暮らし

岩宿時代のヒトの、狩猟や生活の道具である石器の作り方・使い方を解説したり、各地で発見された石器文化の地域性や移り変わりなどを紹介するコーナーです。

写真:石器の材料
石器の材料(石器石材)
写真:石器の作り方
石器の作り方

写真:環状のムラ(下触牛伏遺跡)
環状のムラ(下触牛伏遺跡)
写真:地域性
地域性(細石器文化)

岩宿時代の狩りの様子

岩宿時代のヒトがどのように狩りをしたのか、実際にはよくわかっていません。このコーナーでは、狩りのための陥し穴(おとしあな)とされる静岡県初音ヶ原遺跡を紹介しながら、その様子をジオラマで見ることができます。

写真:展示コーナー
展示コーナー
写真:狩りの様子
狩りの様子

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このページに関するお問い合わせ

教育部 文化財課 岩宿博物館
〒379-2311 群馬県みどり市笠懸町阿左美1790番地1
電話:0277-76-1701
お問い合わせフォームは専用フォームをご利用ください。