東京国立博物館への資料貸出


2026年は、日本で「旧石器時代」が発見されて80年の節目にあたることから、東京国立博物館において特別企画「ビフォー縄文 -旧石器時代発見80周年-」が開催されることとなりました。
この開催に際し、同館からの希望を受けて岩宿博物館が所蔵する槍先形尖頭器をはじめとする相澤忠洋蒐集考古資料を貸し出し、初めて市外で展示することとなりました。同特別企画は岩宿博物館の所蔵資料が全体の半分以上を占め、展示の核として位置づけられています。ぜひ会場に足をお運びいただき、旧石器時代の展示の品々をご覧ください。
相澤忠洋氏が生涯に渡って収集した考古資料39,370点が、「相澤忠洋蒐集考古資料」として2024年(令和6年)8月27日に国登録有形文化財に指定されました。岩宿遺跡発掘の契機となった「槍先形尖頭器」をはじめ、みどり市周辺の遺跡で発掘された資料が多く含まれており、考古資料として県内で初めて登録されました。
東京国立博物館とは
東京国立博物館(愛称:トーハク)は、1872年(明治5年)に創立された日本で最も長い歴史を持つ博物館です。国立科学博物館や国立西洋美術館と同様に上野恩賜公園内に立地し、東京ドーム約2.2個分の敷地の中に約12万件もの所蔵品を有し、国宝90件、重要文化財652件と質・量ともに日本を代表するコレクションを有しています。
本企画は旧石器時代の発見から80周年を記念して企画されたもので、東京国立博物館側からの希望により、休館中の岩宿博物館の所蔵資料を貸し出すこととなりました。
東京国立博物館 特別企画「ビフォー縄文 旧石器時代発見80周年」
日本で「旧石器時代」発見から80周年の節目に、相澤忠洋氏の採集品や岩宿遺跡の出土品を中心に日本の旧石器文化について紹介します。あわせて、世界の旧石器時代を代表する石器や、復元した狩猟具のレプリカなども展示し、多角的に旧石器文化に迫ります。
開催期間
2026年(令和8年)6月16日(火曜日)から8月23日(日曜日)まで
開催場所
東京国立博物館 平成館 企画展示室(東京都台東区上野公園13-9)
貸出資料と展示の構成
1章 岩宿遺跡の発見前夜
- 槍先形尖頭器ほか岩宿遺跡採集石器(相澤忠洋蒐集考古資料)
2章 岩宿遺跡の発掘と「旧石器時代」の発見
- 岩宿遺跡出土石器(明治大学博物館所蔵資料)
- 岩宿遺跡駐車場地点出土石器(岩宿博物館所蔵資料)
3章 日本の旧石器文化
- 元宿遺跡出土石器(相澤忠洋蒐集考古資料)
- 桝形遺跡出土石器(相澤忠洋蒐集考古資料)
- 三ツ屋遺跡出土石器(相澤忠洋蒐集考古資料)
- 石山遺跡出土石器(相澤忠洋蒐集考古資料)
4章 世界の旧石器文化
- 世界の旧石器(東京国立博物館所蔵資料)
5章 「旧石器時代」を復元する
- 狩猟具のレプリカ(岩宿博物館所蔵資料)
- 石器作りの道具(岩宿博物館所蔵資料)
- 岩宿遺跡ジオラマ(岩宿博物館所蔵資料)
参考リンク
関連イベント
みどり市では、この機会に東京国立博物館と連携し、岩宿博物館学芸員による石器づくり実演やみどり市マスコットキャラクター「みどモス」のグリーティングを同館で開催します。
特別企画を盛り上げるとともに、岩宿博物館のリニューアルや来春公開される映画『赤土に眠る』のPRを通じ、岩宿遺跡と相澤忠洋氏の功績を全国へ発信します。
石器づくりの実演

岩宿博物館学芸員が東京国立博物館に出張し、石器づくりを実演します。
日時・対象
2026年(令和8年)8月1日(土曜日)
- 午前10時30分から11時30分まで|小中学生とそのご家族
- 午後2時から3時まで|一般(高校生以上)
会場
東京国立博物館本館地下1階 みどりのライオン(教育普及スペース)
講師
- 小菅将夫(岩宿博物館学芸員)
- 飯田茂雄(東京国立博物館主任研究員)
定員
各回30名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
参加費
無料 ※ただし、高校生を除く18歳以上70歳未満の方は当日の入館料が必要
参考リンク
みどモスグリーティング

特別企画「ビフォー縄文 旧石器時代発見80周年」の開催に合わせ、みどり市マスコットキャラクター「みどモス」が東京国立博物館に初登場します。当日はツーショット撮影なども可能です。
日時
2026年(令和8年)6月27日(土曜日)開館時間中に複数回実施
会場
東京国立博物館 平成館ラウンジ
内容
グリーティング(写真撮影)
備考
グリーティングの時間については後日、みどモス公式SNSでご案内します。
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このページに関するお問い合わせ
教育部 文化財課 岩宿博物館
〒379-2311 群馬県みどり市笠懸町阿左美1790番地1
電話:0277-76-1701
お問い合わせフォームは専用フォームをご利用ください。
