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ページ番号1006193  更新日 2025年1月14日

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「相澤忠洋関係資料」が群馬県の登録有形文化財へ!

写真:相澤さんが愛用していた発掘調査の道具
相澤さんが愛用していた発掘調査の道具

2024年3月に「相澤忠洋蒐集考古資料」が国登録有形文化財へ答申されたことに続き、考古資料以外の歴史資料の一部を「相澤忠洋関係資料」として群馬県登録有形文化財に登録するよう、2024年8月1日に開催した群馬県文化財保護審議会が県知事に答申しました。
これは県の登録制度開始後、第1号の登録となります。「相澤忠洋関係資料」には発掘調査で使用した道具やカメラ、愛用の自転車、本の原稿など様々な資料が含まれており、群馬県の考古学史を探る上で貴重な資料群であるといえるでしょう。
地元をはじめ、多くの方々に岩宿遺跡や相澤さんについて知っていただく機会になりましたら幸いです。


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祝・国登録有形文化財!!「相澤忠洋蒐集考古資料」

写真:石器を観察する相澤忠洋さん
石器を観察する相澤さん

2024年3月15日に開催された文化審議会は、相澤忠洋氏が生涯に渡って蒐集した考古資料39,370点を「相澤忠洋蒐集考古資料」として国の登録有形文化財に登録するよう、文部大臣に答申しました。
岩宿遺跡発掘の契機となった「槍先形尖頭器」をはじめ、みどり市周辺の遺跡で発掘された資料が多く含まれており、考古資料としては県内で初めて登録を受けることとなります。なお、考古資料の登録としては全国で5件目、個人名が登録名に入るのは2件目です。
日本の歴史の1ページを飾る相澤さんの偉業を讃え、岩宿時代を代表する遺跡として今後とも皆さまに親しんでいただけるよう、職員一同精進してまいります。


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相澤忠洋資料がみどり市に寄贈されました

2022年12月21日、相澤忠洋記念館からみどり市に、相澤忠洋氏が生前蒐集した資料群など、約4万点が寄贈されました。
日本の歴史を変える契機となった槍先形尖頭器を岩宿の地でご覧いただくことで、岩宿遺跡発見の感動がより鮮明に感じられることでしょう。また、発見者である相澤さんを語る上で欠かすことのできない自転車なども展示しておりますので、ぜひご覧ください。

写真:常設展示(相澤コーナー)の様子
資料の一部が常設展示でご覧いただけます

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奈良県香芝市 二上山博物館と連携協定を結びました

二上山は岩宿時代におけるサヌカイトの産地として有名です。二上山の周辺にはたくさんの遺跡があり、西日本の岩宿時代では、最も有名な地域です。この二上山のふもとにある香芝市は、奈良盆地の西端で、大阪のベットタウンとして発展している8万人ほどの都市です。香芝市には、岩宿博物館より半年ほど早く平成4年4月に開館した「二上山博物館」があります。

2014年10月26日、岩宿時代の博物館として岩宿博物館と二上山博物館は、岩宿時代の研究や教育活動などについての連携協定を結びました。会場は二上山博物館、出席者は双方の教育長と博物館長です。

時を同じくして、二上山博物館では、特別展『二上山と岩宿』が開催されていました。調印の当日には、西日本を代表するサヌカイトと東日本を代表する黒耀石を使った体験学習教室も開催されました。
今後、二つの博物館の交流がさかんになり、岩宿時代研究や博物館活動が発展していくものと期待しています。

写真:調印式の様子
調印式の様子(右から、みどり市教育長、岩宿博物館長、二上山博物館長、香芝市教育長)

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このページに関するお問い合わせ

教育部 文化財課 岩宿博物館
〒379-2311 群馬県みどり市笠懸町阿左美1790番地1
電話:0277-76-1701
お問い合わせフォームは専用フォームをご利用ください。