民俗展示室

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ページ番号1003505  更新日 2025年7月29日

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〜ふれてください 先人の知恵〜

写真:民俗展示室内観

旧大間々銀行の担保倉庫(預かった生糸や繭を保管)だった土蔵を活かした展示室です。農山村や町場の暮らしのなかで、人々が祖先から受け継ぎ、伝えてきた民具などを展示しています。

町家の一室

写真:町屋の一室の様子


かつて大間々の人々が暮らしていた、家の中の様子が再現されています。箱箪笥や柱時計、火鉢、そろばん、ランプ、食器、餅つきの杵や臼…。まるで時計が逆回転したかのような懐かしい世界が、そこに再現されています。

商家の民俗

写真:商家の民族を展示するコーナー


江戸時代以降は銅山街道の要所として、そして絹(生糸)市などの盛んな場所として栄えた大間々の町。様々な物資や人の集まる土地柄から、明治・大正・昭和の時代になっても大通りには商家が立ち並んでいました。そんな商家の民俗を展示するコーナーです。

職人の使った道具

写真:職人の使った道具が並んでいます


にぎわった大間々の町には、多くの職人も物を造り続けていました。染屋の筆や足袋職人の使った道具や型、鍛冶職人の道具、珍しいひな人形製作用具…。これらの道具を見ていると、技術に生きたかつての職人さんたちの心意気が見えてくるようです。

消防の道具

写真:以前使われていた消防の道具


大間々は大火の多い町でした。水が得にくい地形に加えて冬の強風があり、一度火の手が上がると、風下の隣接した家並みが総なめになる恐れがあったからです。大間々の人々は、こうした火事との戦いの中で、郷土愛や仲間意識を育てていったのかもしれません。

つるべ井戸

写真:再現されたつるべ井戸


大間々の市街地は扇状地の扇頂部にあたり、かつては河原だったため地下水位がたいへん低く、渡良瀬川がすぐ側に流れていながら水の確保に大変苦労した土地柄でした。場所によっては、水を汲み上げるために20メートルもの深い井戸が必要だったといいます。そんな大間々の歴史を今に伝える、つるべ井戸が復元されています。

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このページに関するお問い合わせ

教育部 文化財課 大間々博物館
〒376-0101 群馬県みどり市大間々町大間々1030番地
電話:0277-73-4123
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