民俗展示室

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ページ番号1003505  更新日 2024年1月5日

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写真:民俗展示室外観

写真:民俗展示室内観


この場所は旧大間々銀行の担保倉庫(預かった生糸や繭を保管)だった土蔵をいかした展示室です。農山村や町場の暮らしのなかで、人々が祖先から受け継ぎ伝えてきた民具などを展示しています。

町家の一室

写真:町屋の一室の様子

かつて大間々の人が暮らしていた、家の中のようすが再現されています。箱箪笥(はこたんす)や柱時計、火鉢、そろばん、ランプ、食器、餅つきの杵(きね)や臼(うす)…。まるで、時計が逆回転したかのような懐かしい世界が、そこに再現されています。

商家の民俗

写真:商家の民族を展示するコーナー

江戸時代以降、銅山街道の要所として、そして絹(生糸)市などの盛んな場所としてにぎわった大間々の町。さまざまな物資や人の集まる土地柄から、明治・大正・昭和の時代になっても、大通りにはいろいろな商家が立ち並んでいました。そんな商家の民俗を展示するコーナーです。

つるべ井戸

写真:つるべ井戸を再現

大間々の市街地は扇状地の扇頂部にあたり、かつては河原だったため地下水位がたいへん低く、渡良瀬川がすぐわきを流れていながら、水の確保にたいへん苦労した土地柄でした。場所によっては、水を汲み上げるためには20メートルもの深い井戸が必要だったと言います。そんな大間々の歴史を今に伝えるため、つるべ井戸が復元されています。

職人の使った道具

写真:職人の使った道具が並んでいます

にぎわった大間々の町には、多くの職人も物を造り続けていました。染屋の筆や足袋(たび)職人の使った道具や型、鍛冶(かじ)職人の道具、珍しいひな人形製作用具…。これらの道具を見ていると、技術に生きた、かつての職人さんたちの心意気が見えてくるようです。

消防の道具

写真:以前使われていた消防の道具

大間々は大火の多い町でした。それは、水が得にくい地形に加えて冬の強風があり、一度火の手が上がると、風下の隣接した家並みが総なめになる恐れがあったからです。大間々の人々は、こうした火事との戦いの中で、郷土愛や仲間意識を育てていったのかもしれません。

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このページに関するお問い合わせ

教育部 文化財課 大間々博物館
〒376-0101 群馬県みどり市大間々町大間々1030番地
電話:0277-73-4123
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