特別展示 小さな昔のくらし展「着る道具」(会期終了)
イベントカテゴリ: 文化・芸術
大間々博物館には近代のくらしに関わる資料を展示する民俗展示室があり、例年、この展示室での学習を目的に市内をはじめ小学校団体が来館しています。こうした子どもたちの学習に資するため、昔のくらしをテーマにしたミニ企画展を開催します。本年度は「着る道具」と題し、所蔵資料から裁縫道具や洗濯道具などの衣類に関わる道具を紹介します。
昭和中期頃まで、衣類は買うよりも作ることが一般的で、家庭では裁縫のための様々な道具が使われていました。また、洗濯は大変な重労働でしたが、昭和30年代頃より普及し始めた電気洗濯機がその負担を大きく減らしました。
はずみ車を手で回しながら縫う「手回しミシン」や、毛糸を素早く編める「編機」、洗濯槽と脱水槽が分かれている「二層式洗濯機」、火を付けた炭を入れて使う「炭火アイロン」などの道具を通して、くらしの移り変わりを振り返ります。
この他、消防組の半纏や鉄道会社・バス会社の制服、太平洋戦争期の国民服など、近現代の衣類も併せて展示します。
- 開催期間
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2024年9月14日(土曜日)から2024年10月6日(日曜日)まで
※月曜休館(祝日の場合は翌日)
- 開催時間
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午前9時 から 午後5時 まで
(入館は午後4時30分まで)
- 入館料
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一般:200円(160円) 小・中学生:50円(30円)
※( )内は20名以上の団体割引
※身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
主な展示物
- 裁縫道具:裁縫箱、くけ台、手回しミシン、編機
- 洗濯道具:たらいと洗濯板、圧力式手回し洗濯器、二層式洗濯機
- 衣類のシワをのばす道具:火のし、炭火アイロン、蒸気アイロン
- 衣類:大間々消防組の半纏、わたらせ渓谷鐵道株式会社の制服、太平洋戦争期の国民服 など
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このページに関するお問い合わせ
教育部 文化財課 大間々博物館
〒376-0101 群馬県みどり市大間々町大間々1030番地
電話:0277-73-4123
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