2020年3月28日 光庭の話

ページ番号1003890  更新日 2024年1月5日

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2020年3月28日(星綾)

3月27日から開館予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の流行が続いているため、臨時休館を延長することとなりました。開館時期は未定となっております。大変申し訳ございません。開館が決まりましたら、ホームページにてお知らせいたしますので、今しばらく待ちいただければと存じます。

さて、四方山話の続き、今日は光庭(ひかりにわ)のお話です。

富弘美術館は大小合わせて33個の円をつなげた建物のため、円と円が接する場所には、三角形の「デットスペース」(サークル)ができてしまいます。
そこは屋根を付けず、自然光が差し込む場所にしました。そして、この場所に接するところに小さな丸い窓をつけることで、館内に温かな日の光が入ります。この三角形のスペースを「光庭」と名付けました。

写真:光庭

写真:光庭2


光庭に植えてある植物は、事前に東町に咲いている花や草を調べ、この小さなスペースで育つかどうかの実験をして、選ばれました。この小さなスペースは、スタッフやボランティアの方々が掃除し、整えてくれています。

写真:光庭3

写真:光庭4


長い年月が経ち、お客様からは見えないバックヤード側の光庭には、知らないうちに小さな紅葉の木まで生えてきました。
なんとも自然の生命力とは凄いなぁと驚くばかりです。

以上、美術館四方山話でした。

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〒376-0302 群馬県みどり市東町草木86番地
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