RSウイルス感染症

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ページ番号1005946  更新日 2025年3月4日

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RSウイルス感染症とは?

RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。
何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされています。
一般的には乳幼児がかかる病気として知られていますが、高齢者や基礎疾患がある成人が感染した場合に肺炎などを引き起こすこともあります。
近年は、春から初夏にかけて感染が増加し、夏にピークがみられています。

感染経路

RSウイルスは、主に「接触感染」「飛沫感染」で感染が広がります。
接触感染とは、RSウイルスに感染している人との直接の接触や、感染者が触れたことによりウイルスがついた手指や物品を触れることなどで感染することです。
飛沫感染とは、RSウイルスに感染している人が咳やくしゃみ、会話をした際などに、口から飛び散るしぶきを浴びて吸い込むことにより感染することです。

症状

感染してから2~8日、典型的には4~6日間の潜伏期間を経て発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。
多くは軽症で自然軽快しますが、高齢者や喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、心疾患、糖尿病、慢性腎臓病(CKD)などの慢性の基礎疾患がある人や、免疫機能が低下している人は、RSウイルスに感染した場合、肺炎などを起こすこともありますので、注意が必要です。

治療方法

現在、RSウイルス感染症に特定の治療薬はなく、治療は基本的には対症療法(酸素投与、点滴、呼吸管理など症状を和らげる治療)を行います。

軽症の場合

 市販の解熱鎮痛薬、水分補給など

 重症の場合

必要に応じて酸素投与や人工呼吸器の使用

予防方法

  • 流水・石鹸による手洗い、アルコール製剤による手指消毒
  • 鼻汁、咳などの呼吸器症状がある場合のマスク着用
  • 予防接種
    妊娠24〜36週の妊婦や60歳以上の人を対象としたRSウイスルワクチン接種が行われています。
    ※予防接種は全額自己負担となります。
商品名 アレックスビー筋注用 アブリスボ®筋注用
ワクチンの種類 不活化ワクチン 不活化ワクチン
接種区分 任意接種 任意接種
接種対象
  • 60歳以上の成人
  • 50歳以上で重症化リスクが高いと考えられる人
  • 妊娠24〜36週の妊婦
  • 60歳以上の成人
接種回数 1回 1回
接種量・接種方法

0.5ml

筋肉内注射

0.5ml

筋肉内注射

接種開始 令和6年1月 令和6年5月
費用 1回 約25,000円 1回 30,000〜38,000円

 

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部健康づくり局 健康管理課
〒376-0101 群馬県みどり市大間々町大間々1497番地1
電話:0277-72-2211
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