第5回桐生・みどり連携推進市長会議(平成21年5月18日 桐生市役所)
5月18日に桐生市役所で、第5回桐生・みどり連携推進市長会議を開催しました。
この会議では、桐生市との更なる連携・交流を深めるための「新たな桐生・みどり市連携・交流事業」7事業が合意されました。そして、既に合意して実施している連携・交流事業や行政サービスの差異の解消事業についての進捗状況を確認しました。
そして、市政に関する情報交換では、「教育環境整備についての共同研究」や「新型インフルエンザ対策についての連携」の2事業について合意されました。今回合意された事業を含む44事業の概要については下記のとおりです。
これからも、市民サービスの向上や効率的な行政の運営を図り、両市民の一体感を醸成することを目的に「桐生・みどり連携推進市長会議」を開催してまいります。
新たな桐生・みどり市連携・交流事業
渡良瀬軸道路の実現の推進
災害などに備えて、黒保根地域及びみどり市東地域の国道122号への機能を補完する道路の実現を両市が連携して推進する。
家庭児童相談室の連携
両市民が相互の相談室を気軽に利用できるよう連携する。
地域生活支援事業奉仕員養成講座の共同開催
手話講習会(基礎課程)及び要約筆記者養成講座を障害者団体に委託し、両市が連携して地域生活支援事業奉仕員を養成する。
精神保健福祉ボランティア養成講座の共同開催
両市が連携し、桐生保健福祉事務所や社会福祉協議会と共同で開催する。
両市の社会福祉協議会の連携
福祉サービスの拡充推進の観点から、定期的な情報交換や意見交換等に取り組み、連携を強化する。
地震災害に関する連携
災害時における相互応援体制を構築し、両市民に避難場所など地域の防災情報の周知に努め、災害に対する安全の向上を図る。
介護保険による住宅改修費や福祉用具購入費の支給方法の統一
現在、利用者が全額支払い後、市が償還しているが、利用者の負担軽減のために、両市とも直接業者に介護保険分を支出するよう統一する。
市政に関する情報交換で合意された事業
- 教育環境整備についての共同研究
- 新型インフルエンザ対策についての連携
桐生市・みどり市連携・交流事業の進捗状況
7項目35事業(人事交流1、共同研究事業8、観光振興事業3、公共交通の振興1、子育支援事業8、事務事業の連携8、市民交流の促進6)
1人事交流
01職員の人事交流
本年度も継続して職員の人事交流と階層別職員合同研修12コースを実施。
2共同研究事業
01契約業務の共同研究
共同研究を行い、事務の効率化を図る。
02航空写真作成委託事業の共同化
平成23年1月1日に両市で共同撮影することを目途に、実施方法や費用負担などについて検討を行う。
03電算システムと情報基盤整備の共同検討
電算の基幹システム等の共同開発のための研究や情報交換、情報基盤整備についてさらに研究協議を行っていく。
04水道事業の広域的運用等の共同研究(総務部門)
サービスの向上と事務の効率を図るための研究協議を行っている。
05水道事業の広域的運用等の共同研究(工務部門)
- 飛び地給水工事等の相互協力を確認。
- 給水申込書の共通様式に関する調整。
06水道事業の広域的運用等の共同研究(浄水部門)
- 緊急時の協力体制を迅速に行えるように定期的に相互の施設で実地研修実施。
07水道事業の広域的運用等の共同研究(浄水部門)
平成20年度からみどり市職員3人が桐生市水質センターに勤務し、両市の水質検査を合同で実施している。
08環境問題事業の共同実施
- 両市合同の環境保全ポスター展を開催する。
11月13日(金曜)~15日(日曜)桐生市市民文化会館 - 「子ども環境教室」を7月31日(金曜)、足尾町・草木ダムを会場に共同開催する。
3観光振興事業
01広域観光連携
- みどり市観光ガイドマップに桐生市観光情報を掲載する。
- 「桐生八木節まつり」及び「「大間々祇園まつり」のポスターやチラシに相互のまつり期日を掲載する。
- 財団法人群馬県観光国際協会が実施する着地型観光ツアーに両市をまたがるコースを提案し、観光ツアーを実施する。
- ぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)で、7月~8月に共同常設販売を実施。
- 「桐生観光物産館わたらせ」において物産販売、観光案内を相互活用している。
02観光まちづくりコンサルティング事業
コンサルティング事業のフォローアップのなかで、地元観光関係者等による事業推進会議を継続開催し、観光資源のPRや旅行商品の作成を行う。
03映画・テレビ撮影などのロケ支援における協力連携
両市が協力して効果的なロケ支援を行っており、平成21年度からみどり市も「わたらせフィルムコミッション」への補助をしている。
4公共交通の振興
01バスの利便性の向上(相互乗り入れの検討)
- 桐生市では平成21年4月、おりひめバスの運行・路線等の見直しを行ったが、引き続き、みどり市内(さくらもーる東)まで乗り入れている。
- みどり市では、平成21年4月からデマンドバスの運行を開始し、桐生市内(ヤオコー)まで乗り入れを始めている。
5子育支援事業
01ファミリーサポートセンター運営の広域化
4月からみどり市も育児事業に続いて介護事業も委託し、これら事業を両市民が同様に利用することが可能となった。
02食生活改善推進連絡協議会の交流
本年度も合同研修会を実施するための協議をしている。
03ヘルスメイト(食生活改善推進員)養成講座
みどり市はこの事業を隔年事業のため、平成21年度は桐生市単独で実施予定。
04母子保健推進員の合同研修
本年度も合同研修会を実施するための協議をしている。
05BCG予防接種の個別化に向けての対策
本年度からの個別化予防接種に向けて、両市医療機関の確保、医師の研修会開催、医療機関掲示用ポスター作成・個別予診票の作成などを行った。
06ママ&パパ教室への相互参加
本年度からみどり市の両親学級にも、桐生市民が年6回参加できるようになり相互参加の体制が整った。
07マタニティマーク制定の検討
- 両毛広域都市圏整備推進協議会は平成21年度から協議会のホームページの掲載や周知用のティッシュペーパーを配布する。構成市町共通のグッズ連携は、平成22年度を目途としている。
- 桐生市・みどり市は4月から共通のシンボルマーク配布を開始している。
08子育て支援センターのネットワーク化
平成21年2月に両市の子育て支援センターで「地域子育て支援拠点施設連絡協議会」を発足させ、アンケート調査や情報交換・研修会・移動子育てサロンを実施する。
6事務事業の連携
01広報紙への相互掲載
「桐生市通信」と「みどり市通信」として毎月相互掲載を実施している。
02介護支援専門員の合同研修
本年度から桐生市の地域包括支援センターを民間委託したため合同研修会の実施について協議している。
03介護保険施設マップの共同作成
両市の介護保険施設などのマップを作成し、追加等があった場合は随時更新して両市の関係施設などに設置。
04介護認定調査員の合同研修
本年度も実施するための協議をしている。
05消費生活センター間の交流
消費者情報の共有化を図るため、情報交換を行い、相互の市民の相談に応じていく。
06両市図書館の連絡協議会の設置等
両市図書館の相互利用は可能となっている。必要に応じて情報交換を行っている。
07地域づくりインターン事業
地方での生活体験のない大学生等に体験の機会を用意し、地域の人たちとの交流を深めるとともに、異なった感覚で見た桐生広域に対する評価を得て、今後の地域振興に役立てる。
08移住・定住促進事業
両市で一体的なPR活動を行っていくために同様のホームページにするとともに、各種申請書類も共通様式とする。
7市民交流の促進
01無料法律相談
相互の市民を受け入れていくための広報を行っていく。
02公民館事業での連携交流等
公民館だよりの相互掲載や各種講座等の参加対象範囲の拡大、情報交換などを実施していく。
03AED設置情報の周知
両市公共施設のAED設置状況を両市ホームページに掲載し、相互リンクしている。
04出前講座の受講者を両市民への拡大
5月に両市ともに各1件実施した。
05施設めぐりの実施
施設めぐりを両市合同で開催することで調整している。
- 7月:小学生を対象に実施。
- 9月~11月:一般を対象に実施。
06文化財めぐりの実施
- 平成21年2月に両市民が相互に近代化遺産を見学した。
- 現在日程・見学先を調整している。
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