縄文時代から弥生時代へ
地球の気候は、温かい時期と寒い時期をある周期でくりかえしています。今からおよそ16,500年前、しだいに温暖化が進み、このころから縄文時代(じょうもんじだい)が始まります。そのころ、人びとは弓矢を使うなどして狩猟(しゅりょう)の技術を高めました。また、土器を作り、とった動物の肉などの煮炊きをはじめました。また、しだいに集落をつくって、一定の場所に住みはじめたのです。そのころの土器は、縄目(なわめ)のほか、いろいろな文様(もんよう)や形をもっていました。この土器を縄文土器(じょうもんどき)と言いますが、その土器に代表される時代として、縄文時代と呼んでいます。
次にくる弥生時代(やよいじだい)は、お米をつくったり、鉄器(金属器)を使用することが始まります。縄文時代は、およそ1万年以上ものあいだ続き、ゆっくりした歩みで文化を形成していったのです。また、大間々を代表するこのころの遺跡としては、瀬戸ヶ原の縄文集落がよく知られています。
縄文時代




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