明治・大正・昭和の時代
江戸時代から明治時代になると、国は、近代国家をめざす政策をおしすすめました。中でも、産業を活発にすることと、教育を高めることは、当時の政府の大きな方針でした。こうした政策は、日本全体にさまざまな影響を与えていきます。特に大間々の場合は、外国との貿易の中心的な役割をになう生糸がありました。また、足尾の銅を運ぶための、重要な場所でもありました。こうして大間々の町は、近代化の流れが速いスピードで訪れてきます。
小学校のいち早い設立、共立普通学校や大間々実科女学校(じっかじょがっこう)の設立。大間々用水路の完成や、銅輸送の近代化をになう足尾鉄道の開通。また、明治16年には、群馬県内でいちばん古い私立普通銀行である、大間々銀行が創立されています。こうした、近代化という大きな時代の流れと、発展を続けていた大間々の近代化を、このコーナーの展示物から感じることができるでしょう。そして、このコーナーの展示から、しだいにしのび寄ってくる戦争の影を感じることもできるのではないでしょうか。






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