江戸時代
徳川氏が将軍(しょうぐん)となった江戸時代は、将軍と大名(だいみょう)による武家政治が、日本全国にゆきわたりました。身分制度が厳しく定められ、数の少ない武士が支配をしました。多くの割合を占める、農工商の人たちはそれぞれの仕事に専念させられました。そして、だんだんと商業が発達していきました。また、大名やその家族が3年ごとに江戸と自分の国に住む参勤交代(さんきんこうたい)の制度もありました。そうしたことから、全国では、宿場町や港町、市場町など、多くのにぎわう町もできていきました。
そんななか、江戸時代になると、大間々は大きな発展の時を迎えていきます。銅山(あかがね)街道の主要な場所であったことが、その理由のひとつでした。また、関東でも、代表的な絹市が開かれる場所となったことが、もうひとつの理由でした。大間々は、宿場町としても、市場町としても発展していったのです。
このコーナーでは、その市(いち)の番付表や商売に使われた道具が展示されています。また、甲冑(かっちゅう)などの武具も展示されています。これらの展示から、江戸時代の雰囲気と、大間々のにぎわいなどを感じとっていただければと思います。



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