みどり市立小学校の学校規模適正化に向けて(H22年1月策定:第1次基本方針)
基本方針の策定
みどり市では、少子化の進行に伴う児童数の減少と共に1校あたりの学級数が減少し、多くの小学校で小規模化が進んでいます。一方では、宅地開発等による児童数の増加により、大規模化が進んでいる小学校も存在しています。
そこでみどり市教育委員会では、平成19年7月に「みどり市立学校適正規模検討委員会」を設置し、子どもたちにとってより良い教育環境の整備という観点から、市内小学校の学校規模適正化について諮問しました。同検討委員会で約2年間にわたり審議していただき、平成20年5月に大規模校の適正化に関する報告書を、平成21年4月に小規模校の適正化に関する報告書をいただきました。
みどり市教育委員会では、この報告内容を十分に尊重し、子どもたちにより良い教育環境を等しく提供し、より望ましい教育活動が展開できる学校づくりを推進するために、継続的な協議と各地域との意見交換会を行ない、平成22年1月に「みどり市立小学校の学校規模適正化に向けた基本方針を策定しました。
この基本方針の中では、みどり市における小学校の適正基準を、クラス替えや多様な学習方法、活気ある学校行事や諸活動の展開が可能で指導が行き届きやすい、12学級から18学級(1学年2学級から3学級)としました。
また、学校規模適正化の検討が必要な学校を、県下一の児童数を有する笠懸小学校、既に複式学級の存在する神梅小学校及び福岡西小学校、複式学級が今後見込まれる福岡中央小学校の4校と定めました。
笠懸小学校の学校適正規模化に向けた方策としては、学校区の再編や校舎の増設では問題の解決に至らないことから、新たに小学校を1校新設し、笠懸小学校を分離するとしました。また、新設・分離までには数年を要することから、それまでの学級数の増加に対応するため、教室等の増設による短期的な改善策を早急に講じる必要があるとしました。
神梅小学校、福岡中央小学校、福岡西小学校の学校規模適正化に向けた方策としては、いずれの小学校も適正な学校規模とは言い難く、また大間々北小学校においても児童数が減少しており、4校全ての児童が大間々中学校に進学することを考慮し、段階的に大間々北小学校に統合するとしました。
具体的な取組
基本方針に基づき、小学校の学校規模の適正化に向け、各地域の理解と協力が得られるように努めていきます。また、各地域における検討内容に基づき、適正配置実施計画を策定します。
笠懸小学校の規模適正化に向けた取組
神梅地区における協議
平成23年4月1日、神梅小学校が大間々北小学校に統合しました。
福岡西地区における協議
平成24年4月1日、福岡西小学校が大間々北小学校に統合しました。
福岡中央地区における協議
平成31年1月18日から、福岡中央地区小学校適正配置協議会で協議を行っています。
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