安西未佳さん

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1004778  更新日 2024年3月28日

印刷大きな文字で印刷

安西未佳さん

年代:40代

家族構成:独身

働き方:みどり市観光協会職員、カメラマン

みどり市地域おこし協力隊OG(在任期間:平成31年4月〜令和5年3月、新型コロナウイルスの流行に伴い1年間延長)

家:借家

ファインダー越しに引き出したいのは、人の笑顔と地域の魅力

カメラを持つ安西未佳さん

-みどり市地域おこし協力隊員になった経緯を教えてください。

安西さん 友人が協力隊員になったことがきっかけで、初めて地域おこし協力隊のことを知りました。自分でも協力隊について調べたところ、とても興味のある内容でした。応募を考え、まず地域を関東エリアに絞り、どんな分野の活動があるか調べていく中で、みどり市の観光振興・情報発信分野での募集に出会いました。

元々旅行や写真も好きだったので、好きなことや経験を活かせると思い、応募しました。実はそれまで、みどり市のことは知りませんでした。ただ知らなかったからこそ、こんなに良いところがあるんだと引かれたポイントかもしれません。

私と同じように、まだ知られていない魅力を感じる人がいるんじゃないか。そこを情報発信することにやりがいがあるんじゃないかと思いました。例えば、有名な温泉地であれば既に知られていて、そこからどうするかというよりも私のように初めて知った人や、これから知る人にアプローチできるような活動ができるかなと。知られていないからこそ、逆にチャンスがあるのではないかと感じました。

 

-現在のお仕事について教えてください。

安西さん 協力隊を退任後は、みどり市観光協会の職員として働きながら、カメラマンの仕事もしています。協力隊の着任当初は、退任後は起業する方向で考えていたのですが、新型コロナウイルスの流行もあり、方向性を見直す必要がありました。

観光協会の職員として、観光や地域の活動などに引き続き関わらせていただいています。また、みどり市観光ガイドの会で市内を案内するガイドもしています。協力隊や観光協会、観光ガイドの会のおかげで新しい人と出会えて、つながりが広がっていきました。

カメラマンとしては、ファミリー写真であれば、そのご家族だけで撮ると誰かが写真に写ることができません。カメラマンが撮らないと撮れない、その時にしかない記念日の風景などを残せたり、そういう瞬間に立ち会えると嬉しいですね。

関わった人たちに本当によくしてもらっている

安西未佳さん1

-みどり市の魅力をどういうところに感じていますか?

安西さん 人に恵まれてるところだと思います。協力隊の活動の中でも、それ以外でも関わった方々に本当によくしていただいています。観光協会の仕事も、カメラマンの仕事も受け入れてもらって、どちらも頑張ってねと皆さんに声をかけていただいています。

安西未佳さん2

-移住前と移住後で変わったことについて教えてください。

安西さん スーパーや病院は自宅から 30 分以上かかります。当初は、買い物の不便さを感じましたが、買い物も毎日ではないですし、勤務先の近くにはスーパーがあります。また、宅配を利用すれば早いと翌日には届くので、すぐに慣れました。病院は、無意識に気をつけているからか、行く機会が減りました。

以前は、車で15分でも遠いと感じていましたが、車で 30~40 分かかる場所でもさほど遠く感じず、時間に対する感覚が大きく変わりました。

ー香川県から群馬県だと距離がありますが、移住前に不安はなかったですか?

安西さん ずっと香川県に住んでいたのではなく、高校を卒業して一度東京に出て、その後、香川県に戻りました。みどり市は、東京にも出やすいこともあり、大きな不安はありませんでした。

-ちょっと驚いたことは何ですか?

安西さん 家中の水道が出なくなったわけではないので、大きな問題にはなりませんでしたが、水道が凍るのを初めて体験して驚きました。

自宅は地域の方から空き家をお借りして住んでいます。周囲の方にもお手伝いいただいてリノベーションしました。

-休日はどう過ごしていますか?

安西さん 休日ではないのですが、カメラマンの仕事で県外に出張した時に、空いた自分の時間を使って違う地域の町並みを見てリフレッシュしています。

みどり市内で、こんなに良い写真が撮れるよ

カメラを構える安西未佳さん

-今後の目標について教えてください。

安西さん 協力隊のときから取り組んでいるイベント企画や、今後は観光ツアーの企画にも携わりたいと思っています。

カメラマンとしては遠方に行くことが多いので、より身近なみどり市内でも、例えば鹿田山やひまわり畑で、こんなに良い写真が撮れるよっていうスポットの紹介をしたいです。市内の人に知られてない穴場スポットも見つけていきたいですね。観光の目線とも合わせて、カメラマンの仕事と観光の仕事をつなぐようなことができればと思っています。

安西未佳さん3

-移住を検討している人にアドバイスをお願いします。

安西さん やりたいことと、受け入れてくれるところがマッチするかはすごく重要ではないかと思います。もし、やりたいことが変わったり、変えざるを得ない環境、私の場合はコロナ禍でしたが、そういう時に柔軟に対応してもらえる周囲の環境があるかどうかは大事だと感じました。

また、自分の意見を貫き通すだけではなく、自分も柔軟になったほうが周りの人にも受け入れてもらいやすいと思います。味方を見つけるというか、相談できる人や、話をできる人が近くに見つかるかどうかも重要だと思います。

安西未佳さん4

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 地域創生課
〒379-2395 群馬県みどり市笠懸町鹿2952番地
電話:0277-46-9067
お問い合わせフォームは専用フォームをご利用ください。