青山寛さん・萌さん
- 年代:40代
- 家族構成:父、母、長女、長男
- 働き方:父・会社員、母・公務員
- 家:持ち家
理想的なロケーション
-移住したきっかけを教えてください。
寛さん
移住前に、家を建てたい場所が市街化調整区域(※)に指定されていて、すぐに家を建てられませんでした。みどり市ではそういった区域の指定がないですよね。移住を検討されている方は、そういった点も確認されると良いかもしれません。
私は、家を建てる上で、山が間近に見え、自然が間近に感じられること、また仕事場に通いやすいことを重視していました。今家が建っている土地は、売りに出される前から、ロケーションがとても気に入っていて、購入するために何回も通いました(笑)。
萌さん
私は自然があっても、買い物がしやすかったり、学校に通いやすかったり、不便さのないところが良かったので、みどり市に移住を決めるまでは、2人の意見が合わないこともありました。
今住んでいるところは、自然がありながらも、学校や病院、スーパーに行きやすく、駅からも近いので、とても便利ですよ。
※無秩序な市街化を防ぎ、農地や自然環境を保護するために、原則として建物の建築や開発行為が制限されている区域のこと
以前より逞しくなった子どもたち
-移住前と移住後で変わったことは何ですか?
萌さん
元々私たち夫婦が、自然が好きで移住してきたこともあって、以前より自然に触れる機会がとても多くなりました。実際、通っている保育園は自然が遊び場のようなもので、子どもたちも以前よりとても逞しくなって、苦手なことにも挑戦してみようと積極的になりました。
外で遊ぶ楽しみを知ってくれたことが、親としては嬉しいですね。ほとんど下調べはしなかったのですが、小学校でも、田植えをしたり、火起こしから始まって埴輪を焼いて作ったり、と体験行事が多くて、嬉しい驚きでした。
寛さん
移住前から、子どもの習い事や遊び場など、日中の生活のほとんどをみどり市で過ごしていたようなものだったので、寝食の場所が変わったくらいの感覚ですね(笑)。当時から、笠懸町のちびっこ広場や阿左美沼、大間々町の小平の里親水公園などによく遊びに行ってました。
ファミリーサポートセンターをフル活用
-市の魅力は何だと思いますか?
萌さん
私にとっては、仕事をしながら、不便なく生活できて、四季折々の自然も楽しめる。このほどよい感覚がとても良いですね。
周囲の方々も、私たちにウェルカムな態度で接してくださっています。初めて地域の育成会に出るときも、最初は不安でしたが、やってもいないのに、不安がるのも違うと感じて、思い切って参加しました。そこから始まって、だんだんと気が合うママさんたちに出会えたり、回覧板をご近所さんに回すときに、ゴミの出し方などを聞いたりするうちに打ち解けました。
頼れる人や困っているときに声をかけてくれる人が、多くいてくださる印象がありますが、ぐいぐい来すぎる方もいないので、人との距離感もほどよいですね。
あと、これはとても便利なのに、あまり知られていないことですが、ファミリーサポートセンター(※)をフル活用しています。子どもの、学童から習い事の場所までの送迎などを、サポーターの方にしていただいています。仕事で送迎の時間に間に合わない場合、本当に助かっています。
最初の1時間分の料金は市が補助してくれますし、サポーターとの面接を行い、子どもとの相性も見てくれて、お互いに合意してから始まるので安心です。子どももサポーターの方にかなり懐いていますね。
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ファミリー・サポート・センター事業
※育児や介護を手伝ってほしい人と手伝える人の両方が会員になって助け合う制度。
保育園・幼稚園・学童保育所などの送り迎え、こどもの世話、急用で育児の手伝いが欲しい時などに利用可能。
オススメスポットは、100円で遊び放題の桐生ボートレース場 屋内キッズエリア
-休日の過ごし方について、教えてください。
萌さん
夏は自宅の庭で自由にプールができるので、庭で遊ぶことも多いですね。旅行好きで遠くに出かけることが多かったのですが、近場の公園などで遊ぶことがかなり増えましたね。
市内の桐生ボートレース場の屋内キッズエリアに行くこともあります。100円で遊び放題。雨天時でも遊べますし、暑い夏でも快適ですからね。
寛さん
桐生ボートレース場は、ご飯も比較的お安く食べられるので、ありがたいです。私は、賭け事は一切やらないのですが、一般的にそのイメージが先行しがちだと思います。
ただ、子どもが楽しめる場所があるということを知ってもらいたいですね。実際来場されている方を見ると、家族連れも多いのですし、オススメです。
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ショート動画「ボートレース桐生の屋内キッズエリア」
100円で遊び放題の室内遊技場。
子どもだけで遊びに行ける施設がほしい
-ちょっと不便なこと、または驚いたことは何ですか?
萌さん
自然との距離が近い分だけ、虫や動物との共存ですかね。虫には慣れてきたので、今では楽しめるようになりました(笑)。イノシシも時折目撃情報が入ります。
あとは、学童以外で、子どもだけで遊びに行ける、例えば児童館がないという点もあります。もっとそういった施設があると良いなと思います。
寛さん
車のディーラーが意外に少ないですね。日常の移動手段として車が必要なので、日々の点検など、皆さん少し離れたところまで行っているのかなと思っています。
冬は風が強いですが、そのおかげで、物を飛ばされないように自然と片付けができて、洗濯物も乾きやすいので、良い点もありますね(笑)。
補助制度を活用し、自宅に薪ストーブを設置
-今後挑戦してみたいことや目標について教えてください。
萌さん
実は、自宅の薪ストーブを自分で着火させたことがないので、冬にチャレンジしたいです(笑)。子どもが木を実際に切ったりする、みどり市役所主催の林業体験に参加したこともあってか、薪ストーブが好きなので余計にそう思っています。
みどり市では、薪ストーブなどを購入する場合に、補助を受けられるので、そういった制度を知っておくと、お得ですね。
寛さん
釣りやキャンプなど、アウトドアが好きなので、本格的にやっていきたいです。まだ子どもが小さいですが、せっかく近くに小平の里キャンプ場などもありますからね。
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住宅用脱炭素推進補助金
市内の住宅に、脱炭素の推進に寄与する設備の設置等を行う方に対しての補助金について。 -
小平の里キャンプ場(ホームページ)(外部リンク)
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浅原体験村(ホームページ)(外部リンク)
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ファミリーオートキャンプ場そうり(ホームページ)(外部リンク)
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黒坂石バンガローテント村(ホームページ)(外部リンク)
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ログキャビン奥渡良瀬(所在地)(外部リンク)
できる限り柔軟な考え方で
-移住を検討している人にメッセージをお願いします。
寛さん
日用品などは、インターネットでも購入できるので、みどり市に来て、日常生活で不便だと感じたことは全くありません。毎朝、小鳥のさえずりが聞きながら自然に触れることができます。そういった癒やしがある生活を日々送れるので、オススメです。
アクセスの面でも国道が通っていて、高速道路のインターチェンジも近いので、市外に出かける際も便利ですよ。
萌さん
私たちもそうだったのですが、あまり移住前に決めすぎなくても良いのかなと思います。私もすべてを決めずに移住し、その後に転職しましたが、上手くいっています(笑)。
最初から、こうでなくては、と決めすぎてしまうと、少し理想と違っただけで嫌になってしまうことがあるので、少し肩の力を抜いて、できるだけ柔軟に考えていただいたほうが良いと思いますよ。
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