秋山誠一郎さん

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ページ番号1006709  更新日 2025年3月24日

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秋山誠一郎さん

年代:40代

家族構成:父、母、(※)長男、次男

※長男、次男は成人のため別居。

働き方:自伐型林業家

家:持ち家

充実のサポート

秋山誠一郎さん1

-みどり市地域おこし協力隊員になった経緯を教えてください。

秋山さん 生活に欠かすことができない、第1次産業を何かしたいという思いがあって、独学で勉強しつつ、色々探していたところ、みどり市の地域おこし協力隊制度を知りました。

3年間活動への補助があることや第1次産業である林業に携われることに、すごく魅力を感じたことがきっかけですね。

林業については、私が子どもの頃、山に囲まれた環境にいたこともあって、自分に一番合っていると思いました。

ただ、いきなり移住して、すぐ林業を始めることには、多少不安もあったので、協力隊の3年間の任期、助走とも言える期間がすごくありがたかったですね。

活動へのサポートが、すごく充実しているというのは、地域おこし協力隊制度の良いところだと思います。

自伐型林業家

秋山誠一郎さん2

-現在のお仕事について教えてください。

秋山さん 自伐型林業家として活動しています。

自伐型林業とは、対象区画の木をすべて切ってしまうことはせず、将来残したい木を決めて、その支障となる木の伐採などを行うため、持続可能な林業とも言われています。

主に伐採した木材は鹿沼市へ出材しています。

例えば、切り出した木材に、スギとヒノキが混ざっていても、すべて買い取ってくれるので、ありがたい場所です。

また、令和7年4月に、本格稼働予定のみどり市の木の駅にも、薪の原材料として出材しています。

今後、そういった施設がたくさんできると、木の捨てる部分がなくなって、木材をフル活用できるので、非常にいいと思いますね。

木材を有効活用するといえば、薪づくりを行う「わたらせ薪倶楽部」というグループにも参加しています。

薪ストーブを使っていて、薪を必要とされる林業関係者以外の方も参加していて、ここで知り合えた方もいます。

参加できるときに行かせていただいている感じなので、無理のない、ゆるいつながりと言えるかもしれませんね。

わたらせ薪倶楽部皆さんの集合写真

大自然の中でストレスがなく、素直なままでいられる

-林業の好きなところ、大変なところを教えてください。

秋山さん 大自然の中でできる仕事というところが、やっぱり好きですね。室内と違って空気も美味しいです。

ストレスがなく、素直なままでいられるという感覚もありますね

大変なところは、木材運搬用車両やチェーンソーなど、大きな投資が必要なことですね。

また、中古の機械を買うと、マシーントラブルがあったりもします。最大のネックは、そこだと思いますよ。

ヘルメットなどの林業道具も高いですが、命に関わることなので、出し惜しみはしたくないと思っています。

ただ、みどり市では大きな機械を購入する場合の補助金があるので、助かっている部分もあります。

伐採現場の様子

ご近所が一生懸命良くしてくれる

秋山誠一郎さん3

-みどり市の魅力をどういうところに感じていますか?

秋山さん みどり市は、森林に囲まれ、自然豊かなところです。私はそこに魅力を感じています。

林業をしている身としては、最高な場所だと思いますよ。

他にも、現在住んでいるところは、都内のように、隣に誰が住んでいるのか、分からないなんてことがなくて、親切な近隣の方に色々教えていただいています。

野菜のお裾分けをいただくことなどから始まり、ご近所付き合いは多いと思いますね。

こちらから求めなくても、ご近所の方が一生懸命、良くしてくださっていると感謝しています。

ちょっと不便だなと思うことはありますか?

秋山さん 自動車のメンテナンスですね。

移住前は、自動車の使用頻度が今より少なったので、オイル交換の頻度も少なかったのですが、移住してからは、頻繁にオイル交換をしないといけなくなりました。

冬はスタッドレスタイヤにも履き替えないといけないし、仕事で必要な車両も含め3台を所有しているので、費用がかかりますね。

積み込み作業の様子

移住前と移住後で変わったことについて教えてください。

秋山さん 健康になったことですかね。早寝早起きで体を動かして、ご飯もきちんと食べる。

一番変わったのは、これまで得意ではなかった、甘いものが大好きになったことですかね。

妻もとても驚いていました(笑)。

林業に携わるようになってから、甘いものが大好きになりましたね。体が欲しているんですかね。

休日はどう過ごしていますか?

秋山さん 林業は体を使うので、休めるときは、なるべく体を休めるようにしていますが、多くは買い物ですね。

近隣の方々と集会所の掃除だったり、草刈りをすることもあるので、そういったことがないときに、普段、一緒に行けない妻と買い物に行きます。

元々、群馬県出身ではないので、前橋市や伊勢崎市に行くだけでも、ちょっとした旅行みたいですよ(笑)。

市内のお気に入りのお店や場所を教えてください。

秋山さん 有限会社カメイさんですね。

こういう仕事をしていると機械が必要なので、チェーンソーから重機まで全てお世話になっています。

メンテナンスもしっかりやってくださるので、とても助かっています。

安全なくして、明日はない

チェーンソーで作業する秋山誠一郎さん5

-今後の目標について教えてください。

秋山さん 仕事を始めた頃からの目標なんですけれど、安全第一が私のモットーです。

これなくして、明日はないという感覚でやっています

毎回、毎回、怪我をしないように、今後も確実に、安全に、着実にやっていければいいなと思って、日々仕事に取り組んでいます。

チャレンジしたい人にとって、みどり市はすごく良い場所

秋山誠一郎さん6

-移住を検討している人にアドバイスをお願いします。

秋山さん 林業に関してですが、協力隊制度を大いに活用していただくことが、自分の目標を達成する一番の近道ではないかなと感じます。

繰り返しになりますが、やっはり3年間っていう助走期間はありがたいです。

移住も含めて、自分を試したい、人生でチャレンジしたいなど、そういうきっかけを求めている方って、たくさんいらっしゃると思うので、そういった方にとって、みどり市はすごく良い場所だと思います。

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政策企画部 地域創生課
〒379-2395 群馬県みどり市笠懸町鹿2952番地
電話:0277-46-9067
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