大澤俊亮さん・真美さん夫婦さん

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ページ番号1004779  更新日 2024年1月30日

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大澤俊亮さん・真美さん夫婦

年代:30代

家族構成:父、母、長男、次男、長女、三男

働き方:父、母・農業、のんびり農園日和(デイサービス)、理学療法士

家:持ち家

農業体験を通して、高齢者のQOL(生活の質)を上げたい

大澤俊亮さん・真美さん1

-みどり市に移住したきっかけについて教えてください。

俊亮さん 実家が農家をしていて僕自身農業経験はなかったんですが、農業がやりたいと言って結婚するのとほぼ同時にそれまで勤めていた病院を辞め実家を継ぐためにこっちに来ました。病院勤務のときに農家の患者さんに接したり、両親や地元の農家をやっている仲間を見ていて人間的に砕けた感じの人が多かったんです(笑)。それで農業が良いなって。今でも農業って良いなと思ってますよ。

真美さん 初めは農業について何も知らなかったこともあって反対していました。それでも夫がどうしても農業をやりたいと言ったので、病院が休みの日に実家の農作業のお手伝いをさせてもらったら面白いなと。一生仕事をしていくのだから、やりたいことをやった方がいいんじゃないかなとも思って、私も結婚を期に病院を辞めて一緒にこちらに来ました。夫と同じように、農業は良いなと思います。

-現在のお仕事について教えてください。

俊亮さん トマトやなす、きゅうりなどを作っているほかに、デイサービス「のんびり農園日和」を経営していて、農業体験をリハビリとして取り入れています。祖母が心臓の病気でそれまでやっていた農業が全然できなくなっちゃって、リハビリの中で楽しめる農業ができたらということで企画したのが始まりです。利用してくださってる方々は、ここに来てみんなさんとお話したり野菜を収穫したりされています。そういう場があるというだけで、活動する手助けになってるのかなって思っています。

真美さん 夫と同じく理学療法士として、今は主にデイサービスに関わってますが、将来的には農業も本格的にやっていきたいです。あと仕事というか、農家の女性だけで作るCOLOR´sというグループにも参加しています。作った野菜をみんなでマルシェで売ったり、勉強会を兼ねたお茶会もしています。COLOR´sに入ったことで知り合えた人もいて地域との繋がりができたと感じています。

良い人と巡り会えている

大澤俊亮さん・真美さん2

-みどり市の魅力をどういうところに感じていますか?

真美さん いい人が多いです。おかげさまで良い人と巡り会えている感じがします。こちらに来てからは地域の方と交流する機会が多いと思いますね。

俊亮さん 父や祖父が地域の運営に関わる会にずっと入ってきたので、そういう意味でも地域の関わりが凄く深いですね。

真美さん 私は埼玉県羽生市の実家に住んでいましたが、地域の方と交流するってあんまりなかったような気がします。こちらだと、やっぱり農家というのもあって野菜をあげると柿などをもらったり、そういう交流があります。実家は農家じゃないこともあって、その他の交流もここほど多くなかったです。

俊亮さん 今住んでいる地区内で運動会をやったことがあったり、今は水鉄砲大会などを開いています。そういうことに協力してくれる人たちがいるから、その繋がりで知り合いが増えました。消防団にも入っていて病院勤めの頃と比べると、いろんなジャンルのユニークな人たちがいっぱいいて、それも面白いですね(笑)。市外から笠懸町に移ってきた人たちも積極的に参加して欲しいなって思いますね。

生活リズムが全然違う

大澤俊亮さん・真美さん3

-移住前と移住後で変わったことについて教えてください。

俊亮さん 前に住んでいた埼玉県の行田市も、僕が住んでいたところは畑の多い農村地帯だったので環境的に大きくは変わらないですね。ただ、あちらの方が暑かったので少し涼しくなった感じはしますね。

あと、生活リズムが全然違います。病院勤めの時は、仕事と休みが分かれてましたが今は休みはほとんどありません。もし農業だけだったら、例えば真夏は1週間から10日くらい続けて休みだったり、寒い時期だともう暗くなっちゃうとできないんで夕方になったらもう仕事が終わってみたいな。今ちょうどデイサービスを始めたばかりというのがあって本来空いてる時間がすべて詰まっている感じですが、やりたいことができているので充実しています。

-市内のお気に入りのお店や場所を教えてください。

俊亮さん 笠懸町のひまわり畑もそうだし、鹿田山のフットパスもお散歩コースみたいになっていますよね。

真美さん 岩宿の里の桜も毎年子どもと見に行きますね。

俊亮さん お店だと仕事の合間にお昼を食べに行っている「れんげ屋」さんや「八百半飯店」さん、「大源」さんですね。

真美さん 子どもがいると座敷があった方が良いので他には「ビバパスタ笠懸本店」さんにも行きます。

-ちょっと不便だなと思うこと、または驚いたことはありますか?

俊亮さん 不便だと思ったことはあんまりありませんが、1つ挙げるなら本屋さんが少ないことですね。仕事上、専門書が欲しいときが結構あって、そういう時は市外で買っています。

真美さん 風が強いことにびっくりして洗濯物を外に干さないことがたまにありますね。あと電車に乗るなら駅が遠いことと本数が少ないことですかね。車に乗れるなら全然問題ないと思いますけれど。

福祉に関して手厚い地域

大澤俊亮さん

-今後の目標について教えてください。

俊亮さん ここは恵まれているなっていうのがあって、お隣に「障害者支援施設はーとふるチハヤ」さんがあって、入所と通所に対応した総合的な施設になっていますし、同じ敷地内に子ども食堂「子ども第三の居場所 おむすび堂」さんもあります。そして、ここに高齢者の人へのサービスがあって福祉に関して手厚い地域になっているので、シナジー効果というか、さらに何かできればいいなと思っていますね。

真美さん ゆくゆくは子供が大きくなれば、こちらでできた友達と温泉旅行に行きたいねと話しています。

子どもたちが自然と触れ合えて、のびのび子育てできる

大澤俊亮さん・真美さん4

-移住を検討している人にアドバイスをお願いします。

俊亮さん 子供を育てる環境としてはすごく整っていると思いますよね。

真美さん 子どもの医療費や小・中学校の給食費が無料ですし。3人目以降の子だと保育料が無料だったり紙おむつを購入できる給付券をいただけたり。お金の面でも結構手厚いのかなと思います。

俊亮さん 笠懸西小学校も新しくできて西鹿田グリーンパーク(※)もこれからできるし。待機児童もいないしね。

真美さん 子どもたちが自然と触れ合えて、のびのび子育てできると思います。夏はよく自転車で虫を取りに行っています。

俊亮さん そう言えば都会からこっちに来た子どもさんに会ったことがあって、その子は虫に詳しいんですが、生の虫を見たことがないと言ってましたね。

※ 西鹿田グリーンパークは令和8年3月末に完成予定。

大澤俊亮さん・真美さん5

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