都市再生整備計画「阿左美地区」

都市再生整備計画「阿左美地区」で設定したまちづくりの目標

メインテーマ

安全安心で快適に過ごせる魅力あるまちづくり

目標1

駅前広場等の駅周辺整備により、公共交通機関の安全性・快適性の向上と交通結節機能を強化し、地域の拠点性を高める

目標2

雨水排水施設の整備等により、安心に暮らせる生活環境の向上を図る

事後評価の内容

1．都市再生整備計画の目標の達成状況の確認・効果発現要因の整理

都市再生整備計画に記載した数値目標の達成状況を確認・評価し、評価に至った要因を整理して分析しました。

2．今後のまちづくり方策の検討等

評価に至った要因の分析等から、交付期間終了後の計画地区における交付金事業の効果の持続を図るための方策を検討しました。

3．事後評価原案の公表（令和3年2月12日～2月26日）

上記の検討を踏まえ、事後評価原案を取りまとめ公表し、意見を募集しました。
なお、意見募集期間中に市民の皆さんからの意見はありませんでした。

4．都市再生整備計画評価委員会による審議（令和3年3月8日～3月19日）

事後評価の客観性を高めるため、学識経験者を含めた第三者により構成される都市再生整備計画評価委員会で、事後評価全般にわたる評価手続の妥当性の確認を受けました。
（新型コロナ感染症対策のため書面にて開催）

5．国への提出（令和3年3月）

事後評価原案に対する都市再生整備計画評価委員会の審議結果を踏まえ、事後評価シートを作成し国へ提出しました。

都市再生整備計画で設定した数値目標の達成状況

都市再生整備計画「阿左美地区」では、事業の効果を評価するため、2つの指標を設定しております。
それぞれの指標の達成状況については、次のとおりです。

指標1：阿左美駅の利用者数

• 従前値…212,795人/年（平成24年）
• 目標値…219,000人/年（平成30年）
• 評価値…209,145人/年（令和元年）
• 達成度…未達成
• フォローアップ予定…令和4年9月（令和3年計測値）

総合所見

評価値は東武鉄道株式会社の公表データを使用していますが、最新のデータが駅前広場の供用開始前の値となっていて、事業による効果発現を反映しきれていないものとなっています。
フォローアップにて駅前広場の供用開始後のデータに更新して再度評価します。

指標2：災害に対して安心に暮らせる地域と思っている人の割合

• 従前値…78.1パーセント（平成24年）
• 目標値…81.1パーセント（平成30年）
• 評価値…82.6パーセント（平成30年）
• 達成度…達成

総合所見

雨水排水管路を整備したことにより、長年の懸案事項の一つであった台風・ゲリラ豪雨時の雨水処理や道路冠水の問題が解消されてきたことが指標向上に寄与しました。