上神梅駅
本屋
本屋(駅舎)は木造平屋建切妻鉄板葺きの建物で大正元年に竣工しましたが、外観は昭和初期までに整えられたことが当時の測量図からわかります。本屋北側と待合室には、現在ではめずらしくなった木製の改札口が残っており、大正から昭和初期の風情をよく残す駅としてテレビや映画のロケ地となったりします。
待合室は地元の小学生の絵画が飾られ、事務室は歌謡教室として利用されています。また、プラットホームの花壇には地元の皆さんが植えた花が駅を訪れた人々の目を楽しませてくれ、駅が地域の人々の生活にとけ込んでいることもうかがえます。
プラットホーム
長さ108メートル.の砂利敷きで、4段の間知石練り積み(軌道敷き上からは2段の石積みが確認されます)の擁壁上にコンクリートの縁石を載せたもので、軌道敷きからの高さを760ミリメートル以下にした「760ホーム」と呼ばれるものです。
ホーム中央部には、上り線への移動のための中央通路や、列車の上下線引き込みのための切り替え装置を設置・廃止したときの跡がありますが、そのほかは建造当初の姿をよく残しています。
概要
指定区分
国登録有形文化財
登録年月日
平成20年7月8日
所在地
群馬県みどり市大間々町上神梅193-2ほか
地図情報
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教育部 文化財課
〒379-2311 群馬県みどり市笠懸町阿左美1790番地1
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