木造十一面観音菩薩立像

江戸中期に制作されたものと推定される。蓮台からの高さは約46センチメートル、一木造(いちぼくづくり)で、童女を思わせる表情や姿形に芸術性が認められる。
昭和24年9月1日未明にキティ台風の大雨により山崩れのため土砂に埋もってしまったが地元の人々の捜索により発見された。
この観音立像の納められたお堂の境内には、中世後半から近世初頭の作と考えられる石造奪衣婆坐像(せきぞうだつえばざぞう)と石龕(せきがん)があります。
木造十一面観音菩薩立像の大きさ
- 蓮台よりの像高:45.5センチメートル
- 蓮台の高さ:9.0センチメートル
- 蓮台の幅:17.0センチメートル
- 像の高さ:37.5センチメートル
- 像の顔の長さ:6.0センチメートル
- 像の顔の幅:6.0センチメートル
- 肩幅:11.0センチメートル
- 胴囲:34.0センチメートル
概要
指定区分
みどり市指定重要文化財(木造物)
指定年月日
平成9年1月14日
所在地
群馬県みどり市東町草木八沢地内
地図情報
関連情報
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