小平の大杉

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ページ番号1002468  更新日 2024年1月5日

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写真:大杉の全景
小平の大杉

根元周囲7.8メートル、目通り周囲6.9メートル、樹高24メートルのスギの巨樹で、樹勢は盛んである。樹齢は定かではないが、地元では口碑に1000年といわれる。昔、茂木地内で庚申講をしたとき、食器を地下に埋め、その上にこのスギを植えたと語り継がれている。周辺には、千庚申と呼ばれる多数の庚申塔があり、言い伝えとの結びつきが考えられる。これまで数回にわたりこのスギを売却しようとしたが、伐採に取り掛かる度に異変が起きて中止され、手付金流れに終わったと伝えられる。地元では霊木として崇め、大切にしている。
スギは本州から九州(屋久島)にかけて分布するスギ科の常緑高木である。大きなものは、高さ40メートル、径2メートルに達する。葉は鎌状針形で少し湾曲し、長さ4~12ミリメートル、間接がないので枯れると小枝ごと落ちる。スギの和名は幹が直立していることに由来する。すなわち、す「直」き「木」、また、すくすく立つ木の意味ともいわれる。
スギは日本の樹木の中ではクスノキに次いで大木になり、各地の神社などに植えられ、名木、巨樹として指定されているものが少なくない。

概要

指定区分

みどり市指定天然記念物(植物)

指定年月日

昭和60年3月13日

所在地

群馬県みどり市大間々町小平1460

地図情報

地図

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