獣脚の鋳型

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ページ番号1002460  更新日 2024年1月5日

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笠懸町西鹿田の馬見岡遺跡や坊谷戸II遺跡から完形品を含む奈良・平安時代の獣脚の鋳型(じゅうきゃくのいがた)が出土している。獣脚は、鋭い爪が邪気を払うという考えから、ネコ科動物の脚をかたどった仏具の脚部を指す。型抜きされた獣脚は、火舎(かしゃ)(香炉として用いられた火鉢)に加工され、上野国内の有力寺院の調度品になったと考えられる。鋳型は、通常、型抜き時に壊してしまうため、完形の鋳型は学術的に高い価値がある。

写真:獣脚の鋳型

概要

指定区分

みどり市指定重要文化財(考古資料)

指定年月日

平成9年8月1日

所在地

群馬県みどり市笠懸町阿左美1790-1(岩宿博物館)

地図情報

地図

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教育部 文化財課
〒379-2311 群馬県みどり市笠懸町阿左美1790番地1
電話:0277-76-1933
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